2015年02月27日

“産学官民の連携を”石塚悟史さん!

2月27日のゲストは、
【 高知大学 地域連携推進センター 】の 副センター長、石塚悟史さん 手(チョキ)

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石塚悟史さん 岐阜県岐阜市出身の43歳。
  高知大学などで土壌生態学の研究をしたあと、独立行政法人「科学技術振興機構」に入り、
  大学の研究成果と企業のニーズをマッチングさせる《科学技術コーディネータ》として活躍!
  2004年に母校である高知大学地域協働研究センター(現・地域連携推進センター)に移り、
  産学官民の連携による地域の活性化を図っています。

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子供の頃は「蹴り野球」や「川釣り」など、外で遊ぶ活発な少年だった石塚さん。
一方で、ガンプラ(ガンダム gundam.gif のプラモデル)作りにも夢中になっていたそうです。
そんな中、新聞に掲載されていた「食糧危機」や「アフリカ難民問題」などに関心を持ち、
将来は食糧や農業の分野に進みたいと考えるようになります。

大学に進む際には“農業について学びたいという思い”
岐阜県にはない“海へのあこがれ”もあって【高知大学農学部】に進学!
土壌生態学を専攻し、大学4回生になって以降は東南アジアに長期滞在して
「熱帯雨林の再生、修復」yashi.gifrain.gif について研究されていたそうです。
当時は現地の方々と一緒に山を駆けずり回り、土に関するデータを集めていたそうです。

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将来的には「研究者の道に進みたい」と思っていた石塚さんですが、
当時は就職難 komaru.gif の時代。研究者としての受け入れ先がなかなか見つかりません。
そんな折、大学の恩師から《科学技術コーディネータ》という仕事を紹介されます。
この《科学技術コーディネータ》は国が“地域の産業振興”のために予算化したもので、
大学の研究成果と企業のニーズをマッチングさせて、新事業・新産業に繋げるのが狙い。

高知県では、2001年に4人の《科学技術コーディネータ》が誕生し、
当時29歳だった石塚さんは最年少メンバーとして選ばれて
「高知県産業振興センター」で勤務しました。

はじめは、産業に関する知識も、産業界との繋がりも無かった石塚さん。 new.gif
経済のことを学ぼうと、毎日10紙以上の新聞を読んでいるうちに、
いま世の中でどういうことが起こっているのかが分かるようになってきたそうで、
そうなると「あの大学のあの教授がやっている研究が、
あの企業が行なっている事業にマッチするのではないか?」

などというアイデア pikachu.gif が浮かぶようになったそうです。

そんな活動を続けていると、自分が繋いだことで新しい商品が生まれたり、
新しい事業が始まったりと、徐々に成果が出てくるようになり、
研究者の道をすっぱり諦めて、この仕事で生きて行くという覚悟が出来たとか。
今となっては、この仕事が石塚さんの 天職 だったと思えるほどです! ureshii.gif

music1.png 石塚さんからのリクエスト曲 music2.png

ZADL-2002.jpg ♪ 離したくはない / T-BOLAN
 ZADL-2002(ZAIN RECORDS)


 石塚さんのカラオケの十八番だというこの曲!
 実はここだけの話、“奥様との思い出の曲”だそうで、
 詳しくは語っていただけませんでしたが、
 とても思い入れのある曲のようですよ♪(1993年)

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国立大学が法人化された2004年、母校である 高知大学 gakubo.gif に移った石塚さん。
引き続き、<産>と<学>を繋ぐという仕事でしたが、大学の立場で物事を見た場合、
企業と連携しやすい研究もあれば、そうでないものもあることに気づきました。

しかし企業と連携しづらい研究でも、何かしら社会との接点はあり、
その研究が行政のためになったり、地域住民のためになることを実感! smile.gif
高知大学の研究が社会や地域に貢献できるよう、いろんな可能性を探ってきました。

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これまでに様々なプロジェクトを手がけてきた石塚さん。

例えば、病院内 hospital.gif で構築されている栄養サポート体制を、
病院だけでなく、地域全体に広げた【地域統合栄養ケアシステム】や、
一次産業に携わる人に夏と冬のボーナスを!という発想から、
地域産品のお歳暮・お中元カタログ present.gif を作り上げた【香南市まるごとプロジェクト】など、
地域の皆さんを巻き込んだプロジェクトを手がけてきました。

基本的に、大学自体がビジネスをすることが出来ないので、
ならば誰がプレイヤーになるのか?と考えた場合、
やはり地域の企業や、そこに住む人々が継続的に参加するのがいい。
行き着く先はやはり「人」だ!と考えて仕事してきたそうです。 good.gif

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石塚さんがいま取り組んでいるのが【室戸海洋深層水の大規模臨床試験】!! dolphin.gif
室戸海洋深層水の利用拡大とブランド化の再構築を図るため、
室戸海洋深層水を用いた臨床評価に関する勉強会を設置して活動しています。

高知大学医学部が続けてきた研究では、
室戸海洋深層水を飲用 water.gif することで、アトピー性皮膚炎の症状が緩和したり、
血圧症・高脂血症が改善したり、抗ピロリ効果があるなど、様々な効果が考えられています。
それを深層水産業全体に波及させようと、
室戸市、高知県、高知大学医学部、海洋深層水企業クラブが連携して
大規模な臨床試験を行い、本格的な臨床評価をしようとするこのプロジェクト。kira_purple.gif

室戸海洋深層水の飲用効果が実証されれば、室戸市や高知県全体の医療費抑制に繋がるほか、
室戸海洋深層水を起爆剤にして、観光客の誘致や移住促進にも繋がると考えられます。

石塚さんの恩師であり、高知大学の前学長である相良祐輔先生が提唱するように、
蛇口を捻れば室戸海洋深層水が使い放題、飲み放題!となれば、
世界中のお金持ち gold.gif が療養目的で長期滞在したり、移住したり ── 。
そうなると高知県に対する経済効果も絶大です!! good2.gif
本当に夢のあるお話をいただきました kira_yellow.gif

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次週は、石塚さんのプライベートや、今後の夢について迫るほか、
産学官民連携ネットワークの拠点となる《土佐まるごと社中》についても語っていただきます。
お楽しみに!bye.gif


posted by hisix at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 編集後記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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