2015年04月24日

“室戸の恵みを全国へ”蜂谷 潤さん!

4月24日のゲストは、一般社団法人【 うみ路 】代表、蜂谷 潤さん 手(チョキ)

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蜂谷 潤さん 岡山市出身の27歳。
  地元の高校を卒業後、高知大学農学部栽培漁業学科に進学。
  研究で室戸を訪れたことをきっかけに、資源の豊かさに魅了されて室戸へ移住します。
  2013年に一般社団法人「うみ路」を設立。室戸の幸のブランド化に取り組んでいます。

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子供の頃からお父様と一緒に海へ出かけるのが大好きだったという蜂谷さん。
近くの瀬戸内海で毎週のように釣り fish.gif をしていたそうです。
いま考えてみると、その頃から海とのご縁、海洋生物との関わりがあったんですね。

地元の高校を卒業したあとは、高知大学農学部栽培漁業学科へ進学! gakubo.gif
大好きな海に関わる仕事・水産関係の仕事に就きたいなと思ったときに、
この学科の存在を知り、「これだ!」good2.gif とばかりに選んだそうです。

ちなみに「栽培漁業」とは、
魚介類を人の手で育成した後、海に戻して漁業促進を図るもので、
養殖と違って魚介類を海に放流することが特徴。
ちなみに高知大学の栽培漁業学科は全国でも極めて珍しい学科なんだそうです。
(※現在は海洋生物生産学コースという名前になっています!)

大学3年生の頃に、アオノリ栽培の研究施設がある室戸市を訪れた蜂谷さん。
港には何十トンもの魚が水揚げされ、浜ではお母さん方がテングサを採っていたり、
海からはたくさんのトコブシを背負った漁師さんが上がってきたりと、
室戸が持つ海洋資源の豊かさに目を奪われ、一気に室戸が大好き heart.gif になったそうです。

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そして 2009年、室戸海洋深層水を利用したトコブシ栽培のアイデアにより
「学生ビジネスプランコンテスト」文部科学大臣賞を受賞!! goldmedal.gif
このアイデアを事業化すべく室戸市へ移住することになりました。

高知県では「ナガレコ」とも呼ばれるトコブシは、
エサとなる海藻の色によって貝殻の色が変化するという習性を持っており、
蜂谷さんはその習性を生かして、貝殻の色を kira_yellow.gifにしようと計画!

まずは色の海藻を食べさせて色の貝殻を作らせ、
その後、い海藻を食べさせることで、その外側に色の貝殻を作らせ、さらに・・・
というやり方で何色もの美しい貝殻を持つ「ヤイロトコブシ」を開発しました。korekore.gif korekore.gif

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── ここだけの話、当初はこのアイデアを
地元の漁師さんに事業化してもらうつもりだったという蜂谷さんですが、
受賞を知った室戸の方々から力強い応援を受けて、後に引けなくなり、
思い切って自分で事業化することを決意!! ue.gif
こうして、学生の身でありながら一般社団法人「うみ路」を立ち上げた蜂谷さんなのでした。


music1.png 蜂谷さんからのリクエスト曲 music2.png

AVCD-48519.jpg ♪ 君とつくる未来 / ケツメイシ

 AVCD-48519(avex)


 インターンとして運営に携わってくれた学生さんが
 「うみ路」の一年を振り返る映像を作ってくれた際に
 BGMとして使われていたのがこの曲♪
 タイトルと歌詞に凄く共感したそうです。(2011年)

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一般社団法人「うみ路」は室戸岬 toach.gif を東側に周ったところを拠点に
アワビや海藻の養殖、メジカの水産加工などを行うほか、
地元の方々と共にイベントを企画するなど、室戸に元気を与えている存在。 ureshii.gif

ちなみに「うみ路」「うみ」“海”“生み” を表し、
「路」“路地” のような細い道という意味から、
ドンと大きい道を作るのではなく、細い道を横に繋ぎ、
今あるモノや人を繋いでいろんなものを作り出したいという意味が込められているそうです。

≪ うみ路 ≫ 室戸市室戸岬町3635-1 [TEL] 0887-23-3731
[ここに地図が表示されます]


大学時代から研究していたアワビや海藻の養殖に続いて、
メジカの加工販売にも取り組んでいる蜂谷さん。 ultra.gif

新たな事業に取り組むきっかけは、お世話になっている隣のおばちゃんが語った
「仕事がないから大阪まで出稼ぎに行く」という一言でした。

豊かな海の幸に溢れている室戸市ですが、経済的には疲弊しており、naku.gif
生活のために市外へ出て働くしかないという現実を目の前にして、蜂谷さんは考えました。

── 例えば、室戸の漁港でたくさん水揚げされるメジカ(マルソウダガツオ)は、
鮮度を保つのが難しいことから二束三文の価値しか付けられていない。
これにおばちゃんの労働力をプラスして加工することで、新たな価値を付けられないか?

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メジカの加工をするにあたり、当初は干物やみりん干ししか思い浮かびませんでしたが、
東京や大阪の飲食関係者 knife.gif を室戸に呼んで、実際に船に乗ってもらったり、
メジカを送って、加工のアイデアを出してもらったところ、
出てきたのが《メジカのコンフィ》というアイデアでした!! yeah.gif

コンフィは食材をオイルに浸した料理で、長期保存が効くうえ、
パスタや炊き込みごはんなど、様々な料理に応用できるので商品化には持って来い!!
こうして商品化された《メジカのコンフィ》は高知県内外の多くの飲食店で使われ、
お客さんからも好評を博しているとか。
皆さんも是非一度お試しになってみてください heart3.gif

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蜂谷さんが仕事をするうえで常に意識していることは、
■ 一緒に働いている人をハッピーにすること! chulip.gif

例えば水産加工の話で言うと、いま働きに来てくれている地元のお母さん方が
週2回それぞれ半日程度の仕事で満足しているときに
「いやいや、お母さん。もっと稼げるんだから」と言って、週7回働いてもらうと、
会社の収益は上がるし、お母さんの給料も増えるかもしれませんが、
お母さんのモチベーションは確実に下がってきます。 down.gif
それはお母さんにとっても、会社にとっても決してハッピーなことではありません。

目指すのは、金儲けではなく、“最大のハッピー”! happy.gif
自分がワクワクすることを手掛けることで周りの人たちをハッピーにしたい!
蜂谷さんは、身近な人々の幸せを何よりも願う “心優しきヒーロー” なのです smile.gif

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次週は、蜂谷さんのプライベートや、今後の夢について迫るほか、
室戸の生産者と消費者をつなぐイベント bbq.gif についても語っていただきます。
お楽しみに!bye.gif


posted by hisix at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 編集後記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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