2015年09月25日

“無農薬生姜日本一へ”茨木良太さん!

9月25日のゲストは、「四万十情熱ジンジャーマン」 の 茨木良太さん 手(チョキ)

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茨木良太さん 高岡郡中土佐町出身の37歳。
  東京の大学に進んだあと、百貨店物流センター勤務を経て、27歳で高知にUターン!
  四万十町の農業研修施設で農業を学び、翌年、生姜を主力に農業をスタート。
  “生姜の収穫量日本一”の四万十町から無農薬の“情熱生姜”を全国に向けて届けています。

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カツオの一本釣り で有名な漁師町・中土佐町出身の茨木さん。
幼い頃は、港を出ていく漁船と その船に乗り込む漁師さんに憧れて、
「大きくなったら漁師になりたい!」という夢を持っていたそうです。

そんな少年時代から、多感な中学・高校時代を経て、東京の大学に進学!
その後、百貨店の物流センターに入って、荷物の検品や仕分けの仕事をします。
ですが、物流の仕事をずっとするつもりはなかったそうで、
自分に適した仕事は何なのか、探し求めながらの毎日だったそうです。 kyoro.gif

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そんな折、趣味の《 渓流釣り 》を通して、ナイフに興味を持ち、
雑誌に載っていた「鍛冶屋さんが打った鍛造ナイフ」を見てからは
“鍛冶屋になりたい願望” が止められなくなった茨木さん。
その鍛冶屋さんに会いたい一心で、岐阜県関市で開催されていた「ナイフショー」に出向き、
直接話を交わしてからは益々のめり込んで、本気で鍛冶の働き口を探すようになりました。

土佐打刃物で有名な高知県香美市土佐山田町や、刃物問屋が多い大阪府堺市など、
様々な刃物の産地を訪ねる中で、東京都大田区馬込にある鍛冶屋の親方にほれ込み、
熱心に頼み込んで onegai.gif 、休みの日に鍛冶仕事を手伝わせてもらうことに!!

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休みの日に電車とバスを乗り継ぎ、1時間半ほどかけて仕事場に通った茨木さん。
掃除をしたり、炭を割ったりという日々が2カ月ほど経ったある日、親方が一言。

[親方] お前これからどうするつもりなんだ?
     いつまでもこんなことしてるわけにもいかないだろ?


[茨木] お願いです。弟子にしてもらえませんか?

[親方] お前長男なんだろ?
     長男のくせに親を置いて東京で鍛冶屋をやりたいなんて言ってる奴に用はねぇ。
     とっとと高知に帰れ!!!


[茨木] がびーーーーーん。(涙目) namida.gif


親方の言葉が心にずしんと響き、何故かもの凄く納得してしまった茨木さん。
馬込坂の向こうに沈みゆく夕陽 yuuhi.gif が涙で霞んで見えました。。。

「やはり自分は長男なんだから高知に戻って、地元で生きていくべきなんだろう。
 よしっ、高知に帰ろう!」
と思って、27歳で高知にUターンしたのでした。

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高知に戻るにあたり、これから何をしようかと思案した茨木さん。
性格上、組織に属することには向いていないと思っていたので、
1から10まで自分で出来る仕事をしたい!と考えたものの、
技術もなければ、資格もない自分に何が出来るのか? うーーん。。。

そんなときに出会ったのが、
現在「有機のがっこう 土佐自然塾」の塾長を務める山下一穂さんの著書。denkyu.gif
有機農業という農業のやり方、個別宅配という販売の仕方を知って、これは面白そうだと感じ、
四万十町の農業研修施設で農業を学んで、翌年、生姜を主力に農業を開始しました。 nouka.gif


music1.png 茨木さんからのリクエスト曲 music2.png

MED-20[1987]MELDAC.jpg ♪ 少年の詩 / THE BLUE HEARTS

 MED-20(MELDAC)

 ザ・ブルーハーツは中学生の頃から聞いていますが、
 この曲を好きになったのは農業を始めてからとのこと。
 ♪どうにもならない事なんて どうにでもなっていい事
 という歌詞に凄く共感するそうです。(1987年)

music3.pngmusic3.png


「四万十情熱ジンジャーマン」では、四万十町松葉川地区で生姜やごぼう、米などを栽培。
約30アールの畑で作っている無農薬生姜は年間7〜10トンほどを収穫し、
自分でパック詰めをして、直接販売などで出荷しています。

実は四万十町は “生姜の収穫量日本一”! toro.gif
四万十川の恵みでもある「山の腐植をたっぷり含んだ堆積土壌」と、
標高200〜300mの台地という地理的条件からくる「15℃以上にもなる昼夜の寒暖差」
さらには「全国トップクラスの日照量と降水量」によって品質の高い生姜ができます。

茨木さん曰く、四万十町産の生姜は香りがフレッシュ!
採れたての新鮮なときには レモン lemon.gif のような柑橘系の香りがするそうです。
これ、意外ですよねー♪

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四万十町における生姜栽培の年間サイクルを教えていただきました。

植え付けは4月中旬 haru.gif から。
夜間の気温が7℃以上、地温が12℃以上になると「種ショウガ」を植え付けます。
1カ月ほど経つと、畑のあちこちから新芽がポツンポツンと顔をのぞかせ、
梅雨時期の潤い ajisai.gif と 夏場の太陽 sun.gif によって、土の中では地下茎が大きく成長。
秋が深まると、中身がぎゅぅと詰まって、いわゆる “実が入った状態” になります。

そして “十分に実が入った” 10月下旬から11月中旬 aki.gif までに収穫。
収穫した生姜は山に掘った横穴や定温貯蔵庫に保管され、
表面が飴色になった1〜2カ月後、「根ショウガ」として出荷されます。
ちなみに9月中旬から10月中旬に若掘りした、肌の白い、やわらかい生姜が「新生姜」!
露地栽培で、無農薬で育った「新生姜」は風味も香りも格別なんだそうですよ

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茨木さんが生産した無農薬生姜は、
「四万十情熱ジンジャーマン」のホームページから注文できるほか、
オンライン通販大手の「amazon」からも購入できるそうです。 panda.gif ホント?

「エッ!?amazonで生姜を買う人いるの?」と思うのですが、
これが結構いらっしゃるそうで、茨木さんもその反響に驚いたそうです。
無農薬で育てた「スジのない絶品生姜」と「香り豊かな新生姜」。
興味のある方は是非チェック check.gif してみてください。

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茨木さんが仕事をするうえで常に意識していることは、
■ ワクワクしながら常にチャレンジすること! 

実は生姜のような熱帯の作物は根っこの部分が弱いので病気になりやすく、
無農薬で栽培するのがとても難しいそうなんです。
また生姜の成長に欠かせない水分も、度を過ぎると大敵に!
作物の成長に有用な微生物を増やしていくためには、土の中に空気の層が必要ですが、
一度大雨が降ると土の中の空気の層が水没してしまい、微生物も死んでしまうんだとか。
ですので、生姜づくりにおいては shizuku.gif をコントロールすることが大切なのです。

ましてや、肥料も与えない、農薬も使わない栽培で、
安定していい作物を作っていくには、なおさら 水をコントロールすることが重要!!
ですので、茨木さんの次なるチャレンジは、
「水分コントロールのためにハウスで無農薬生姜を栽培すること」だそうです。
いまはハウスを建てる申請をすべく、準備を進めている最中だとか。

物事の本質を追及して、常にチャレンジしている茨木さん。
その姿は、まさに「四万十情熱ジンジャーマン」そのものです! honoo.gif

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次週は、茨木さんのプライベートや、今後の夢について迫るほか、
新規就農者をサポートする NPO法人「かまん」の活動についても語っていただきます。
どうぞお楽しみに! bye.gif


posted by hisix at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 編集後記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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